最近キャリアチェンジという言葉を耳にするようになりました。
これは言葉の通り、今までの仕事内容や経験とは違う仕事に切り替えるということのようです。
以前はエンジニアになるために勉強をしてきてエンジニアになるといった人が多かったのですが、近年のコンピュータを使った小中学校の勉強を始め、高校や大学でもある程度の技術を学ぶ機会が増えたことによって学校卒業後は営業職や販売職、また事務職と言った仕事に就いていたものの、転職の際にエンジニアへのキャリアチェンジをするという人が増えてきたそうです。
自分のしたい仕事や出来る仕事を特定してしまうよりも、このようにキャリアチェンジによって新しい職種へ踏み出すことで意外な自分を見つけることが出来るかもしれませんし、また可能性を見出すことが出来るかもしれません。
実際に販売職しかしたことがなかった人が会社を辞めてやはり転職先に同じ販売職や接客業を希望して探していたものの、なかなか見つからず精神的にかなりダメージを受けていたそうですが、周りの人のアドバイスで初めて事務職を体験してしてみたところ意外と自分に合っていた、しっくりときたと感じ、今では事務職で活躍をしている人もいます。
自分では適職だと思っていても、意外な職種が思いがけず自分の才能を開花させたり、また今までにないやりがいを感じることもあるようです。
転職が上手くいかないと悩む人は多いのですが、その時に転職が上手くいかない職種に拘るのをやめて一度他の職種に目を向け、挑戦してみることで新しい自分を発見することになるかもしれません。
興味はあるけれど経験がないからとエンジニアの仕事を躊躇っている人も、思い切ってキャリアチェンジをしてみるのも良いのではないでしょうか。